家電業界においては、人手不足による人件費の高騰や2024年問題による物流コストの増加への対応、カーボンニュートラル推進など業界全体として取り組むべき課題を抱えています。
これらの課題に対し、RFIDタグを活用した家電サプライチェーンの構築を検討するなど課題解決に向けた活動を行いました。
家電量販店は、10年以上に渡り、リサイクル法に基づく家電製品の回収における重要な役割を果たしてきました。消費者や関係者にとって利用しやすいリサイクルスキームを目指し、制度や提供方法の改善における積極的な活動を継続的に行っており、これまで多くの提言を行っています。
CO2排出量の削減に向けた取り組みは、重要課題の一つとして会員企業と連携のうえ積極的に取り組んでおります。分科会では、知見を共有しながら課題に対する議論を重ねることで業界としてGHG排出量削減に向けた検討を継続的に行っています。
家電量販店の業界としての活動を発信することで、大手家電流通協会を広く認知していただけるようタイムリーな情報発信を心がけております。さらに、環境問題に多方面で活躍されている有識者の皆様との意見交換会を機に新たなネットワークを形成、将来の具体的な行動に繋げるための活動も行っております。
決済方法のデジタル化や企業におけるデータ活用をテーマとした研究会活動を行っております。研究会では、このような分野を得意とする企業や有識者を招き、家電量販店として将来を見据えた対応策について議論を行っています。